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【ついに対面!】地域メディアアプリを運営するC+lus(クラス)さんの魅力と素顔に迫ることができるか

あそぶ

始めに(クラスさんの概略&コラボの経緯)

私たちは、伊勢原市を中心とした地域の魅力を発信するWebメディア「My Playful Town」を運営しています。この3年間、コロナ禍のため活動がどうしても制限されていました。

やはり一同、対面での活動を欲していました。そして、次第に緩和しつつある頃、

私たちと同業ともいえる「C+lus(クラス)」さんと対面でお会いすることが叶いました!

きっかけはクラスさんからのお声がけでした。

クラスさんとは 

運用:グッドバランス株式会社(auショップを運営する会社が母体となっている)
C+lus(クラス):地域情報を発信するスマホアプリおよび様々な発信媒体

地域密着型アプリ(『C+lus』)の運営、地域のお店やイベントでの支援(お店への取材や記事紹介、運営補助、Webサイトの制作など)、「SNS(主にInstagramやTwitterを活用)」での情報発信、その他多岐に渡って腕を揮う地域情報メディア。

地域の情報に留まらず、新たな魅力を抽出し、地域の方々やアプリユーザー、SNSでのユーザーなどに向けて、地域をより身近に感じてもらえるよう日々活動している。会社での提供サービスや強みを地域活動に活かせることができないか、との熱い想いを持つ。地域メディアとしてTVトークショーへの出演歴もある。

C+lus(クラス)さんはこちら

地域で暮らす|伊勢原/厚木/狛江/溝口のエリア情報、イベント情報などを配信中です
神奈川県の県央エリアを中心とした地域情報を配信中です。地元の飲食店や地域のイベント情報、企業紹介を行っています。

地域での活躍の幅を広げているクラスさんに対して「クラスさんとは一体 !?」たちの関心も高まるばかりの私たち。
そこで、互いをより知り合う絶好の機会ということで、「合同ワークショップ」並びに「相互インタービュー」を行いました。

当日のスケジュール
①流れの説明&自己紹介(+好き物のジェスチャーゲーム)
②ワークショップ
③クラスさんからのインタビュー(質問側:クラスさん)
④私たちからのインタビュー(質問側:私たち)

本記事で私たちが当時実感したクラスさんのことを1つ2つと知っていく体験をそのままお届けできたらと思っています。

いよいよ、本題に移っていきます。

アイスブレイク初っ端からクラスさんの人柄が炸裂か

ワークショップやインタビューを始める前に行ったのが「好きな食べ物当てジェスチャーゲーム」。ある1人の身振り手振りで表した「好きな食べ物」を当てるゲーム(アイスブレイク)です。

アイスブレイクは緊張の緩和やコミュニケーションの円滑、相互理解云々の効果があると言われていますが、盛り上がるかどうかはゲームする人たち次第なところがあります。

では、クラスさんはどうだったのでしょうか?

ジェスチャーを例に挙げると、食べ物(料理)を”作る工程”からを1つひとつの動作を細かく表現されていました。それに回答する私たちはというと、なかなか正解できない、なんてこともありました。

初対面の場合、大抵互いに気まずくなったり、面倒くさくなったりすることが多いです。かといって、ゲームですので、すぐに答えが分かるものでは即会話終了で呆気なく、淡々且つ長々と続くものでは盛り上がりに欠けてしまうこともあります。

しかし、クラスさんは+(プラス)にしてしまうのです。

・「お、惜しい!」「あれっ伝わらないか~」と悔しながらも「もう1回!もう1回やってみるから絶対当ててね!」など伝え、何度も繰り返しねばり続ける姿。

・無理やり楽しもうとすることもたくらみなく、純粋で且つ真剣さ。

・言葉のみでは押しが強いと思われるワードすら柔らかな口調、冗談や笑顔で笑いに変える。

以下の写真からも、いつ間にか見入るように真剣に考えていた私たちが読み取れるかと思います。

私は、メインとなるワークショップやインタビューからクラスさんの人柄が見えてくるのではないかと思っていました。そして、アイスブレイク(ジェスチャーゲーム)はメイン前の余興にすぎないと思っていました。

それに対してクラスさんは「ほどほどにコミュニケーション」と捉えず、アイスブレイクの初っ端から人柄が溢れてしまうぐらいでした。そして、日頃から些細な交流も大事にする姿勢も見えたような瞬間でもありました。

今野さん(クラス)のジェスチャーに対して真剣に考える私たちとそのジェスチャーを面白そうに撮影する小嶋さん(クラス)

立場や知見量などの差を取っ払うワークショップの盛り上がりぶり

ワークショップは2チーム(AとB)に分かれ、お題をもとに企画し、完成版を全体発表、他チームからの質問という流れで行いました。

設定されたお題は・・・

仲が良くなるか悪くなるか、半々で起こるようなデートプラン in伊勢原

皆さんだったら、このお題から何を思い浮かべますか…?

そもそも、デートをするカップルにとって、仲良くなることや楽しむはずのデートに「仲が悪くなること」を想定したくないのではないか、と少しワークショップに不安感がありました。

また、「クラスさんは社会人、私たちは学生」。そのため、「学生の意見を大切にしたいからアイデア出しは学生に任し、都度アドバイスをするね」や「お店の情報を詳しいので教えますよ」のようなことも想定していました。

さらに、“クラスさんの方が地域に関する知見に詳しいはず”と仮定し、“教えてもらうことはとても勉強になる”と思いつつも、“私たちが意見出していかなければ”と思い込み、勝手にプレッシャーに感じていました。

しかし、想像以上の盛り上がりを見せたのです。そこには、

クラスさんサポート力」が隠されていました。

特徴的だったのは「そっちの意見も良いね。」「他にこんなことも考えられるかも」との発言。良い意味で学生同士、あたかも尊敬する先輩(上級生)のような立ち振る舞いを感じさせるものがありました。

また、「どうしたらいいのかな…」と意見交換が止まってしまう場面もありました。そのような時のクラスさんの対応はというと、ある人の不意のつぶやきにも敏感にキャッチし、「確かにそれは困るよね」や「そ、それは是非とも避けていきたい…」、「あ!それなら!」と繋げ、再度意見が活発になる光景が何度もありました。

気づけば、立場や知見量を気にしていたのを忘れるぐらいの盛り上がりとなっていたのです。

下記の写真は、実際にデートプランを企画・発表する際に使われたホワイトボードです。

各チームのデートプランを見ても、デートの考え方やこだわりがあり、それぞれの魅力を感じられるかもしれません。また、クラスさんがどのように働きかけたのかも想像してみてください!

Aチーム
Aチームのデートプラン
筆者
筆者

Aチームは”仲が悪くなる原因”を探り、その原因と照らし合わせてスポットを選定していました。また、1日のスケジュールと時間をセットに指定されているため、計画と異なった時の対応力が試されるのではないでしょうか。

イライラの沸点や相手への気遣いなど価値観の相違が浮き出る場面かもしれません。まさに互いを知り切れていない関係性、”初デート”向きなプラン。また、1日をじっくり満喫したいアウトドア好きにお勧めかと思います。

Bチーム
Bチームのデートプラン
筆者
筆者

Bチームはスポットを予め選定し、より楽しむために”独自のルール”を作り、勝負の結果でスポットが決まるプランでした。「こっちのスポットの方が行きたかった…!」など、予期せぬ結果にも楽しめるカップル向けかもしれません。

勝負の結果は時間の管理よりも調整しづらい傾向があり、不満勃発の可能性が高いかもしれません。”遠距離恋愛”を覚悟する以上、どんな状況にも乗り越えられる気持ちと信頼関係が必要だと思いますので、それらを見極めるプランとしてお勧めかと思います。

注:ホワイトボードの〇×は批判的な「評価」では全くありません。「楽しみ方」の1つとして認識ください。

クラスさんの想いをダイレクトに感じたインタビュー

合同ワークショップの後は、お互いにインタビューを行いました。私たちからは、1人ずつ質問させていただきました。

「C+lus(クラス)」の運営メンバー4の少数精鋭。
基本的にSNSや取材関係は小嶋さん(右上)、Webサイト関連のデザインは高橋さん(右下)、取材や記事などは今野さん(左上)や大原さん(左下)が担当することが多く、イベント関連には全員での出動とのこと。

地域のお客様に寄り添う。

C+lusさんが地域密着型アプリを運用するに至ったのは、母体であるauショップを運営する中で「地域性のあるショップだからこそ地域のお客様は欠かせない存在であり、そのお客様を含めた地域の方々に何かもっとできることはないか」ということがスタートだと言います。

実際、取材を依頼する時は”アプリを売りとしています”ではなく、”お店のことを取材せてください”とのスタンスを心がけ、「取材のためだけではなく、まずは私たちが足を運んで顔を覚えてもらう」ことを大事にされていました。アプリというのは、結果的に行きつくところという認識だったのです。

互いにリスペクト。

社員の方同士のやりとりも印象的でした。

こちらから質問をした際に「うちの○○担当ならと話を振り、その担当者が言い終わると、補足としてコメントする、といったお互いの役割を尊重したやりとりをされるのです。

それぞれの役割に責任をもち、さらに「助け合いながら」取り組まれていることが伝わってきました。4人の「少数精鋭」であることで、意思統一が計りやすかったり、また、取材対応が柔軟にできるといった点からはお客様ファーストという考えで取り組まれているのだと感じました。

実際のインタビュー(会話形式に抜粋)

SNSは認知拡大の機会として影響力があるのではないかと思います。
発信で気にかけていることはありますか?

小嶋さん
小嶋さん

Instagramでは色味の統一感、書体などのトンマナを気にかけています。写真で見せるSNSなので、中身の内容をすごく細かくやっているのと大雑把にやるのでは、さほど変わらない体感がありました。

けれど、表紙ではすごく変わる。Instagramはビジュアルを求められているのかなと思っています。

一方、Twitterはライトに、中の人がやっている情報やできるだけ今まさにほしい情報、開店や閉店の情報は特に注目されることが多いです。

撮影はInstagramではカメラを使い、Twitterではスマホが多いかもしれないです。


SNS中毒者と思われるのは少し嫌ですが…やっぱり、いいねをもらえるとすごく嬉しいです。いいね取りゲームみたいな感じでインサイトはリーチしています。

Twitterは「中の人がやっている情報」とおっしゃっていましたが、Instagramの「公式」とは別に「裏公式」のアカウントの方で発信されているのを拝見しましたが…

高橋さん
高橋さん

実は・・・裏公式と公式は人が違うんですよね。
公式は小嶋さんが、私は息抜きとして(裏公式を)やらせてもらっています…!

今野さん
今野さん

裏公式を用意したのは…クラスというブランドを展開していく上で、クラスを本当によく見に来てくださっている人、楽しみにしてくださっている人、「ファン」が増えたとして、もう1ランク上がると、「コアファン」にあたります。この「コアファン」層ができてくると、裏側のことも知りたくなる人が増えてくると思っています。でも、私たちはまだその段階にたどり着けていないので、もう少ししてからでしょうね、あそこの意味が発揮されてくるのは。うん。

クラスさんもお店の紹介や活動について記事(note)を書いているんですよね…!
私たちも記事を書いているので、発案のアドバイスややりがいについて教えてくださいますか?

大原さん
大原さん

発信しようと思うと(読み手から書き手へ)目線が変わってしまっていることもあります。そんな時は自分が(読み手として)やっている時に「この情報を流すと、WEBページと繋がるよね。」「この情報を流れたらInstagramを見たくなるよね。」と軽い感じで、日ごろ何気なくこなしている使い方を少し振り返ってもらうとといいのかもしれない目線は皆さん、既に充分持っていると思います。

やりがいは目標と合わせて目的をセットに意識することかなと思っています。自分のやっていることな何に繋がるのか、頭の情報整理をすることでやりがいを知るってこともあるかと思います。是非試してみてください。

地域活動は、仕事としても、プライベートとしても、なり得ると思います。
皆さんは仕事とプライベートは区別されているのでしょうか…?

大原さん
大原さん

仕事があって、プライベートがあって、それが生活する中で繋がっていくこともある、ってだけなのかなと個人的に思います。例えば、プライベートで”イベント行きました”という中で、”自分たちもやってみたいな”と思えたら、それがたまたま仕事に繋がっていく。2択で考えると、仕事が辛いものになってしまうかもしれないからね。皆さんにとってあまり辛くないようにね。

今野さん
今野さん

僕は完全に切り分けているタイプの人間なのですが、リアルなイベントなどを通して関係性が強くなってくると、休みの日に「あのお店があのイベントに出るらしいから行ってみよう!」ってなるんですよね。自然と好きで楽しんでやっていると、繋がってくるものなのかなとも思います。取材されていただいたお店のこだわりや想いを知って必ず好きになって会社に帰ってくるからってのもあります。

小嶋さん
小嶋さん

僕はどちらかというと、プライベートと仕事のちょうど境目のグラデーションの部分を意外と楽しんでいるといいますか…、これを2つに分けてもいいとは思いますけれど、ただ活かせるパーソナルな部分は全部活かしたいなと思っていて。というのも、SNSって顔が見えなくて人となりが見えないってことが多いじゃないですか。文面の中に書いてみると、「あっ、この人ってこういう人なんだ」とパーソナルな部分とかで、”使えるものを使う”ってのも1つの手かなと思います

これからも地域の魅力発見に貢献できればと思います。
最後に、私たち大学生に期待していることをお聞きしてもいいですか?

今野さん
今野さん

お話をさせていただいて、ありのままの皆さんを発信するだけで充分魅力的なコンテンツになるんじゃないかなと改めて思いました。メディアとして上手く見せよう、きれいに紹介しようと意識せず、色々な考えや想いを持っていらっしゃるので、今まで足りなかった若い力のピースの1つ目が埋まるんじゃないかなと可能性しか感じていないです。

高橋さん
高橋さん

今、大学生で流行っているものとか、放課後にどこに行くのか、社会人だとよく分からない。学生らしさがあると、つい気になって見てしまうと思います!

大原さん
大原さん

ターゲットが「高校生」となってくると、大学生が普段何をしているのかをあえて出してみるのも、これから産能大に受けようとする学生にとって魅力的な情報発信になるんじゃないのかなと思います。色々地域の発信と合わせて、大学の内っかわも発信してみてもいいのかもしれない。上の年代も気になっていることでもあると思います。

小嶋さん
小嶋さん

僕は産業能率大学を見たこともない身なので、大学の情報、とても気になります。僕たちが取り行けない情報なので、少しずつでも小出しにしてみるってこともいいのかなと思いました。

今野さん
今野さん

皆さんの持っていらっしゃる可能性やコンテンツとしての魅力って、皆さんたちだと気づきずらい部分だと思うんですよ。例えば、移動交通手段など実際に通っているリアルの学生の声って、たぶん、これから産能大に来る人にとって魅力的な情報だと思います。

自分たちがなんとでもない当たり前の情報なんだけれど、役に立つ人、その情報こそほしい人もたくさんいると思います。だからそれをもっと生かしていくと面白いかもしれない!

結構、リアルにイメージできる情報発信って求められる時代だと思うんですよね。お金をもらってビジネスをやっている身としてはとんでもないことになりますから、皆さんだと失敗して許されることもあると思いますので、変に縛られずにやってみることがいいのかなと思いました。

【裏話】
当初の予定では、相互インタビューでした。しかし、どちらが先に質問するかは決まっていなかったのです。

その時、クラスさんの”恐らく緊張していらっしゃるのではと思いますので、お先に皆さんに聞いてもいいですか?”のお声掛けにより、私たちへのインタビュー(クラスさん→私たち)が始まりました。

クラスさんにとっては何気ない対応だったのかもしれませんが、質問時では私たちに興味を、私たちの回答後には感心されていたこと、加えて、私たちからのインタビュー(私たち→クラス)は休憩を挟んだ後のため、その時間を使って地域や学校の話題で盛り上げ、できる限り緊張感を緩和させてくれていたような配慮があったことを改めて感じています。メンバー全員、落ち着いて質問ができました。

今回改めて知ったクラスさんを振り返る

“クラスさんのことを知りたい!”と思って読んでくださった皆さんにとって、クラスさんの魅力や素顔などの新たなことに気づくきっかけになりましたでしょうか…?

※写真の撮影時のみ、マスクを外して撮影を実施しました。

地域の方々が参加するイベントの交流や支援、地域で営む方々の想いを汲み取り、日々の営業にも貢献できるよう励み続けている姿がありました。そして今回、同地域で活動する仲間として「共に」と、私たちの活動や想いにも言葉や行動で受け止めてくださいました。

以前は社会人と学生という距離感を抱かずにいられなかったのですが、ワークショップなどで共に意見を出し合って盛り上げる、まるで「尊敬する先輩」と似た一面を感じ取り、インタビューでは地域のために地域の方々の真摯に向き合う「憧れの社会人」としての姿がありました。今後も関わり続けていけたら嬉しい、という想いで気持ちが溢れました。

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