皆さんこんにちは。ブログを閲覧いただきありがとうございます。
産業能率大学橋本ゼミ12期の山田孝太です。
突然ですが、私は現在平塚市の海から金目川と鈴川を辿り、山に向かっています。そして、その道中にあるすべての橋を撮影し、My Playful TownのXアカウントで投稿しています。
こちらが実際に投稿している内容です。
簡単に図で説明すると以下のようになります。

平塚市の海をスタートとし、川を辿って大山に行きます。そして、道中にある橋を全てXで投稿しているのです。
スタート地点は、平塚市の海。そして、花水川と鈴川を辿り、ゴールは大山にある見晴台です。
ここで、皆さん一つ疑問に思ったと思います。
なぜ、このようなことを始めたのか。そして、何のために行っているのか。
一つずつ説明していきたいと思います。
なぜ、橋巡りを行っているのか
なぜ、橋巡りを行っているのか
大きく分けて二つあります。
一つ目は、大山によく行くのですが、大山の川を見ていて、

これが海に繋がっているんだよなぁ~。どうやって繋がっているんだろう。全部見てみたい。
と思ったからです。
水は、山から川を辿って海に流れていることは皆さんもご存じだと思いますが、その過程を実際に自分の目で見てみたいと思いました。
これが、この企画を始めるきっかけになりました。
二つ目は、

変わりゆく街の風景をデジタルで残したい!
と思ったからです。
私は、神奈川県平塚市で生まれ育ち、今年で22年目になります。
この22年間で平塚市は様々な変化を遂げてきました。
ららぽーとなどの大型ショッピングモールやたくさんのマンションが建てられ、いろいろなお店が開店・閉店され、私が通学していた高校は合併され高校名が変わりました。また、私が小学生の頃に通っていた商店街は、今は全てシャッターで覆われています。
このように、変わり続ける街ですが、2025年の「今」をデジタルで残し、未来に伝えていきたい。そのように考えました。
その中で、街と街を繋いでいる橋に着目し、橋をデジタルに残していこう。そんな風に考えました。
どんなことが考えられる?
川を辿り、全ての橋を巡る中で、様々なことを考え、そして検証することができます。折角のこの機会なので、いくつか確かめたいことを考え、実際に自分で足を運ぶことで、確かめていきたいと思いました。
伊勢原市の大山から平塚市の海へと繋がっている川は、全長約20kmあります。全長約20kmある川は、一体何個橋があると思いますか?
実際に、海から山まで川を辿っていくことで、橋の数を数えていきたいと思います!

僕は、50個だと予想しています!皆さんは、何個あると思いますか?
また、昭和4年(約100年前)の平塚市と伊勢原市の地図を図書館にて入手することができました。
下記の地図が、昭和4年の平塚町になります。

続いて、下記の地図が近年の平塚市になります。

この二つの地図で、川沿いに着目した上で分かりやすい違いは、下記の地図で赤い丸を囲っている箇所になると思いました。

まだ、湘南の海沿いを繋ぐ道である国道134号線が無く、橋がありません。また、現在よりも大きく川がカーブしているように見えます。
この箇所が、どのような変化を遂げてきたのか。実際に、足を運んでみることで確かめたいと思います。
逆に、現在と比較しても変化が少ない箇所は、下記の地図で赤い丸で囲っている箇所になると思いました。

この箇所は、国道一号線を繋ぐ橋であり、現在は車の交通量が多いです。このような、昔から大きな橋が架かっていて、地図上では、あまり変化が見受けられない箇所では、現在他の川沿いのエリアと比較してどのようになっているのか確かめたいと思います。
次に、伊勢原市の100年前と現在の地図になります。
下記の地図が昭和4年の伊勢原町になります。

次に、下記の地図が現在の伊勢原市になります。

この二つの地図で、川沿いに着目した上で分かりやすい違いは、下記の地図で赤い丸を囲っている箇所になると思いました。

100年前の地図からでは、串橋地域から大山エリアまでの川の流れを確認することができませんでした。そのため、この部分が他のエリアの川と何か違いがあるのか実際に見て確認したいと思っています。
逆に、現在と比較しても変化が少ない箇所は、下記の地図で赤い丸で囲っている箇所になると思いました。

現在と同様に小田急線の線路があり、線路の下を川がくぐっています。この小田急線沿いのエリアと他のエリアでは何か違いがあるのか実際に見ていきたいと思っています。
大山から流れ出ている鈴川は、やがて平塚市で渋田川と合わさり、その後金目川とも合流し、最後は花水川として海に流れています。大山から海までの川の全長は、約20kmあります。
約20kmの間に、様々な街の様子を見ることができるのではないかと考えています。
海沿いのエリア、JR東海道本線沿いのエリア、国道一道線沿いのエリア、平塚市の住宅街のエリア、平塚市の住宅街を抜けた農地が多いエリア、小田急線沿いのエリア、246沿いのエリア、伊勢原市の農地エリア、そして大山エリア。
鈴川では、上記のような街の移り変わりが考えられます。
それぞれのエリアにおいて、どのような街が形成されているのか。
川を軸にして考えていきたいと思います。
また、地図を見ただけでは判別することのできない、移り変わりをしているかもしれません。
実際に、海から山へ川を辿って確かめたいと思います。
今後に向けて
今後は、下記My Playful TownのXアカウントにて、週に数回橋巡りの投稿を行っていきます。

皆さん、ぜひ投稿をチェックしてくださるととても嬉しいです。
また、橋巡りの現在地を分かりやすくするように、投稿には下記の図を添付しています。

この図では、橋巡りの中で、川のどの辺に居るのか、橋を何個辿っているのか、そして、スタートとゴールの位置を示しています。僕と鹿の画像が現在地、赤いマークの数が既に巡っている橋の数を示しています。少しずつ、橋の数が増えていき、僕と鹿の画像がゴールに近づいていくのをお楽しみください。
また、「#平塚~大山川登り」というハッシュタグで投稿しています。ぜひ、このハッシュタグをXで検索してみてください。
そして、まだ始まったばかりの橋巡りの旅です。橋が何個あるのか分からないため、いつ大山の見晴台にゴールできるのかわかりません。一緒に橋巡りを楽しみ、応援していただけるととても嬉しいです。

ぜひ、一緒に橋巡りの旅をしましょう!
まとめ
この記事では、なぜMy Playful TownのXアカウントで橋巡りをしているのか?を解説しています。
僕自身が、山から海へ繋がっている川を実際に見てみたい、そして、2025年という「今」を記録に残したい。そのような想いからこの企画をスタートさせました。
また、実際に約100年前の地図を入手し、現在の地図と比較してみましたが、地図上だけでもわかるようにとてつもない変化を街は遂げています。そのような変化を川や橋を通じて見ていきたいと思っています。
また、橋の数や海から山への街の移り変わり方を実際に見ることで、様々なことを学んでいきたいと思っています。
この様子は、My Playful TownのXにて投稿していくので、チェックしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
※地図は、以下の出典先を引用させていただいております。
出典:「神奈川県アトラス 地図で見る37市町村の今と昔」,著者 下中邦彦,株式会社平凡出版,1986年,p.52,p.86